ファイル読み込みの監査ログを確認する
ファイル読み込みの操作を行った際、監査ログには次のタイミングごとに記録されます。
(1) 読み込むファイルが登録されたとき
(2) ファイル読み込みの処理が開始されたとき
(3) ファイル読み込みの処理が完了したとき
Kintone全体で行われているファイル読み込みの詳細把握や、ファイル読み込みの完了前にトラブルが発生した際の状況把握などを行う際に活用いただけます。
ファイル読み込み操作の監査ログへの記録タイミングとアクション名
(1) 読み込むファイルが登録されたとき
ファイル読み込み画面で、ファイルを指定し、画面左上の[読み込む]をクリックして、読み込むファイルが登録されたときの日時が記録されます。
このログは、アクション名「Record import registered」として記録されます。
(2) ファイル読み込みの処理が開始されたとき
登録されたファイルで読み込みの処理が開始されたときの日時が記録されます。
このログは、アクション名「Record import started」として記録されます。
(3) ファイル読み込みの処理が完了したとき
登録されたファイルで読み込みの処理が完了したときの日時が記録されます。
このログは、アクション名「Record import finished」として記録されます。
監査ログは、ログの作成日時の降順で出力されます。
ただし、監査ログは秒単位で記録されるため、読み込んだファイルによって、同じ秒内で複数の処理が完了した場合は、実際の処理の順番と、監査ログに記録される順番とが一致しないことがあります。
2021年8月のアップデートより前の操作は、「(3) ファイル読み込みの処理が完了したとき」のログのみがアクション名「Record import」として記録されています。2021年8月のアップデートより前の監査ログを確認する際にはご留意ください。
ファイル読み込みをキャンセルした場合、「ファイル読み込みをキャンセルしたとき」は監査ログに記録されません。
ファイル読み込み操作の監査ログに記録される内容
ログの詳細を確認する場合は、各ログの先頭にある[ i ]アイコンをクリックしてください。
監査ログの詳細画面の補足欄で、ファイル読み込みの操作を行ったアプリやファイルを確認できます。
ログに記録される内容は、以下のとおりです。ファイル読み込みの操作で記録される3つのログで共通の内容です。
app id: [アプリID], app name: [アプリ名], number of file lines: [ファイルの行数*1], file size: [ファイルサイズ], filename: [ファイル名]
*1:ファイルの先頭行をフィールド名として読み込むように設定した場合は、ファイルの実際の行数よりも1行少ない値が記録されます。