アプリグループにアクセス権を設定する

記事番号:04025

アプリグループにアクセス権を設定すると、同じアプリグループに所属する複数のアプリのアクセス権を一括で設定できます。
たとえば、アプリのアクセス権でひとつずつアクセス権を設定しなくても、営業部のアプリグループに所属するアプリは、営業部のメンバーのみが操作できるように設定できます。

アクセス権の詳細

[Kintoneシステム管理][アプリグループ]画面では、アプリグループごとに次の権限を設定できます。

  • [アプリの作成]:グループに所属するアプリの作成
  • [アプリの管理/使用/削除]:グループに所属するアプリの管理、使用および削除

[アプリの作成][アプリの管理/使用/削除]の詳細を説明します。

[アプリの作成]

アプリグループ内にアプリを作成する権限です。
アプリグループ内にアプリを作成するには、この権限設定だけではなく、以下のアクセス権限が有効になっている必要があります。

  • [Kintoneシステム管理][アクセス権]で、アプリの作成権限が許可されている
  • アプリグループのアクセス権で、[アプリの管理/使用/削除]が許可されている

[アプリの管理/使用/削除]

次の操作が有効になる権限です。

  • レコードの閲覧
  • レコードの追加
  • レコードの編集
  • レコードの削除
  • アプリの設定
  • ファイル読み込み
  • ファイル書き出し

設定手順

アプリグループにアクセス権を設定する手順は次のとおりです。

  1. [Kintoneシステム管理]画面を開きます。
    [Kintoneシステム管理]画面を開く

  2. [アプリグループ]をクリックします。
    スクリーンショット:[アプリグループ]のリンクが枠線で強調されている

  3. アクセス権を設定するアプリグループの[アクセス権]をクリックします。今回は「営業部用」というアプリグループにアクセス権を設定します。
    スクリーンショット:アプリグループのアクセス権を設定するリンクが枠線で強調されている

  4. アプリグループのアクセス権を設定します。
    1人のユーザーに対して複数の権限を設定した場合、上の行の設定が優先されます。
    設定例1:

    • [ユーザー/組織/グループ]:「高橋 健太」
      • [アプリの作成]:許可する
      • [アプリの管理/使用/削除]:許可する
    • [ユーザー/組織/グループ]:「Everyone」
      • [アプリの作成]:許可しない
      • [アプリの管理/使用/削除]:許可する スクリーンショット:設定例1のアプリグループのアクセス権の設定画面 「高橋 健太」だけが、「営業部用」アプリグループに所属するアプリを作成できます。
        「高橋 健太」以外のユーザーは、「営業部用」アプリグループに所属するアプリを作成できません。
        「営業部用」アプリグループに所属するアプリを操作することや、[アプリの設定]画面へのアクセスはできます。

    設定例2:

    • [ユーザー/組織/グループ]:「高橋 健太」
      • [アプリの作成]:許可しない
      • [アプリの管理/使用/削除]:許可しない
    • [ユーザー/組織/グループ]:「Everyone」
      • [アプリの作成]:許可する
      • [アプリの管理/使用/削除]:許可する スクリーンショット:設定例2のアプリグループのアクセス権の設定画面 「高橋 健太」以外のすべてのユーザーが、アプリを作成、使用、管理および削除できます。
        「高橋 健太」は、「営業部用」アプリグループに所属するアプリを閲覧できません。  
  5. アクセス権を設定したら、[保存]をクリックします。
    スクリーンショット:[保存]ボタンが枠線で強調されている