アプリグループにアクセス権を設定する
アプリグループにアクセス権を設定すると、同じアプリグループに所属する複数のアプリのアクセス権を一括で設定できます。
アプリのアクセス権でひとつずつアクセス権を設定しなくても、「営業部のアプリグループに所属するアプリは、営業部のメンバーのみ閲覧、操作できる」といった設定が可能となり、便利です。
アクセス権の詳細
システム管理のアプリグループの画面では、アプリグループごとに次の権限を設定できます。
- グループに所属するアプリの作成
- グループに所属するアプリの管理、使用および削除
「アプリの作成」と「アプリの管理/使用/削除」の詳細を説明します。
アプリの作成
アプリグループ内にアプリを作成する権限です。
アプリグループ内にアプリを作成するには、この権限設定だけではなく、以下のアクセス権限が有効になっている必要があります。
- Kintoneシステム管理のアクセス権で、アプリの作成権限が許可されている
- アプリグループのアクセス権で、「アプリの管理/使用/削除」が許可されている
アプリの管理/使用/削除
次の操作が有効になる権限です。
- レコードの閲覧
- レコードの追加
- レコードの編集
- レコードの削除
- アプリの設定画面の操作
- ファイル読み込み
- ファイル書き出し
設定手順
アプリグループにアクセス権を設定する手順は次のとおりです。
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Kintoneシステム管理画面を開きます。
Kintoneシステム管理画面を開く -
[アプリグループ]をクリックします。
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アクセス権を設定するアプリグループの[アクセス権]をクリックします。今回は「営業部用」というアプリグループにアクセス権を設定します。
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アプリグループのアクセス権を設定します。
1人のユーザーに対して複数の権限を設定した場合、上の行の設定が優先されます。- 設定例1:
ユーザー「高橋 健太」、アプリの作成[許可する]、アプリの管理/使用/削除[許可する]
ユーザー「Everyone」、アプリの作成[許可しない]、アプリの管理/使用/削除[許可する]
「高橋 健太」だけが、「営業部用」アプリグループを選択してアプリの作成ができます。
「高橋 健太」以外のユーザーは、「営業部用」アプリグループを選択してアプリを作成することはできません。
作成されたアプリの閲覧、レコード登録、アプリの設定画面へのアクセスはできます。 - 設定例2:
ユーザー「高橋 健太」、アプリの作成[許可しない]、アプリの管理/使用/削除[許可しない]
ユーザー「Everyone」、アプリの作成[許可する]、アプリの管理/使用/削除[許可する]
「高橋 健太」以外のすべてのユーザーが、アプリの作成、使用、管理および削除ができます。
「高橋 健太」は、営業用アプリグループに作成されたアプリを閲覧できません。
- 設定例1:
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アクセス権を設定したら、[保存]をクリックします。