プラグインの利用許可を設定する

記事番号:040832

Kintoneでは、プラグインごとに利用許可するアプリを設定できます。特定のアプリへの利用許可を設定することで、ほかのアプリでそのプラグインが利用されることを防ぎます。

この機能は、プラグインの利用を申請されたアプリにのみ許可したい場面や、あるプラグインを特定のアプリで試したい場面で役立ちます。

この操作には、Kintoneシステム管理権限が必要です。

プラグインの利用許可の設定方法

プラグインごとの利用許可は、アプリ、またはスペースを指定して設定します。
初期設定では、プラグインはすべてのアプリに利用が許可されています。

指定できる対象

各管理者は、プラグインの利用許可の対象として次のアプリとスペースを指定できます。
ただし、ほかのユーザーが作成したPrivateアプリグループ所属のアプリは指定できません。

  • Kintone共通管理者

    • すべてのアプリとスペース
  • Kintoneシステム管理者

    • アプリ管理の権限、レコード閲覧の権限、レコード追加の権限のいずれかを持つアプリ
    • 公開スペース、参加している非公開スペース、および参加しているゲストスペース

    権限についての詳細は、次のページを参照してください。

手順

プラグインの利用許可を設定する手順は、次のとおりです。

  1. Kintoneの画面上部の歯車の形をした[設定]アイコンをクリックし、[Kintoneシステム管理]をクリックします。
    詳細は、次のページを参照してください。
    [Kintoneシステム管理]画面を開く

  2. [その他][プラグイン]をクリックします。

  3. [プラグインの一覧][読み込んだプラグイン]、または[プラグインストア]のインストール済みのプラグインで、該当のプラグインの[プラグイン名]の下にある[利用許可の設定]をクリックします。 スクリーンショット:[プラグイン一覧]で[プラグイン名]の下にある[利用許可の設定]を枠線で強調している

  4. [プラグインの利用許可]画面の[プラグインの利用許可の設定]で、利用を許可する範囲を選択します。

    • [すべてのアプリで利用を許可する]
      スクリーンショット:[プラグインの利用許可]画面
      すべてのアプリでプラグインを利用できます。

    • [指定したアプリとスペース内でのみ利用を許可する]

    スクリーンショット:[プラグインの利用許可]画面で [指定したアプリとスペース内でのみ利用を許可する]が選択されている
    指定したアプリ、指定したスペース内にあるアプリでプラグインを利用できます。
    アプリ、スペースの指定方法は、次の項目を参照してください。
    プラグインを利用許可するアプリやスペースを指定する

    すでにプラグインの利用許可が設定されている場合、該当のアプリまたはスペースが利用許可のリストに表示されます。
    ただし、ログインユーザーに権限がないアプリまたはスペースは表示されません。
    権限がないアプリまたはスペースがある場合は、[権限がないため表示されていないアプリまたはスペースがあります。]というメッセージが表示されます。

  5. 画面の左上にある[保存]をクリックします。

プラグインを利用許可するアプリやスペースを指定する

手順

[プラグインの利用許可]画面でアプリやスペースを指定する手順は、次のとおりです。

  1. プラグインの利用許可を指定する対象として、ドロップダウンリストから[アプリ]または[スペース]を選択します。

    • [アプリ] :アプリ単位でプラグインの利用を許可します。
    • [スペース] :スペースに所属するすべてのアプリに対して、プラグインの利用を許可します。
      利用許可の設定後にスペースに追加されたアプリもプラグインを利用できます。
      ただし、スペース内のアプリが指定したスペースから移動し、移動先がプラグインの利用が許可されていない場合は、そのアプリではプラグインは利用できなくなります。
  2. 検索ボックスで指定するアプリまたはスペースの名前の一部を入力し、表示された候補から該当の名前を選択します。
    スクリーンショット:[プラグインの利用許可]画面で検索ボックスが枠線で強調されている