Slack連携を設定/解除する

記事番号:040678

SlackとKintoneを連携すると、レコードの作業者になったユーザーにSlackのダイレクトメッセージで通知できます。
アプリとSlackを使ってタスクを管理する場合に便利な機能です。

Slack連携を利用できる条件

  • Kintoneに登録したメールアドレスと、Slackワークスペースに登録したメールアドレスが一致している必要があります。
  • 非公開スペース内のアプリや、ゲストスペース内のアプリにもSlack連携を設定できます。
    ゲストユーザーも、Kintoneに登録したメールアドレスとSlackワークスペースに登録したメールアドレスが一致していれば、Slack連携の通知を受け取ることができます。
  • [組織間のアクセス権]の設定を有効にすると、Slack連携は利用できなくなります。[組織間のアクセス権]の設定が無効になっていることを確認してください。
    参考:所属組織が異なるユーザーのプロフィールと組織の閲覧を制限する

設定の流れ

Slack連携は、次の流れで設定します。

(1) Slack連携の通知を受け取るメールアドレスを設定する
(2) Kintone共通管理で外部連携を有効にする
(3) Kintoneの[アプリの設定]画面でプロセス管理を設定する
(4) Kintoneの[アプリの設定]画面でSlack連携を設定する

それぞれの設定について、以下で説明します。

Slack連携の通知を受け取るメールアドレスを設定する

KintoneとSlackワークスペースに同じメールアドレスを設定します。
Kintoneにメールアドレスを設定する方法として、ここではKintone共通管理でメールアドレスを設定する手順を説明します。
この設定にはKintone共通管理権限が必要です。

  1. Kintoneの画面上部の歯車の形をした[設定]アイコンをクリックして、[Kintone共通管理]をクリックします。
    スクリーンショット:設定メニューで[Kintone共通管理]が枠線で強調されている

  2. [ユーザー管理][組織/ユーザー]から、メールアドレスを設定するユーザー名の左側にあるユーザー情報を変更するアイコンをクリックします。
    スクリーンショット:組織とユーザーの設定画面で、ユーザー情報を変更するアイコンが枠線で強調されている [ユーザー情報の変更]画面が表示されます。

  3. メールアドレスを入力し、[ユーザー情報を変更]をクリックします。

外部連携を有効にする

Kintone共通管理で外部連携を有効にします。ここで外部連携を有効にしておくことにより、個別のアプリでSlack連携を設定できるようになります。
この設定にはKintone共通管理権限が必要です。

  1. Kintoneの画面上部の歯車の形をした[設定]アイコンをクリックして、[Kintone共通管理]をクリックします。
    スクリーンショット:設定メニューで[Kintone共通管理]が枠線で強調されている

  2. [外部連携][OAuth]をクリックします。

  3. [Slack][有効]に切り替えます。

Kintoneのアプリでプロセス管理を有効にする

Slack連携を設定したいKintoneのアプリで、プロセス管理を設定します。
プロセス管理を設定する
すでにプロセス管理を利用中の場合は、次の手順に進みます。

Slack連携を設定する

  1. Kintoneの[ポータル]画面で、Slackと連携したいKintoneアプリをクリックします。
    ここでは例として、案件管理アプリを開きます。
    スクリーンショット:[ポータル]画面で案件管理アプリが枠線で強調されている

  2. [レコードの一覧]画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。
    スクリーンショット:[アプリを設定]アイコンが枠線で強調されている

  3. [アプリの設定]画面で、[設定]タブの[カスタマイズ/サービス連携]にある[Slack連携]をクリックします。
    スクリーンショット:[設定]タブをクリックした画面で[Slack連携]が枠線で強調されている

  4. [Slack連携]画面で、[Add to Slack]をクリックします。
    スクリーンショット:Slack連携画面で[Add to Slack]が枠線で強調されている

  5. Slackの画面で、連携したいSlackワークスペースを確認して、[許可する]をクリックします。

  6. Kintoneアプリの[Slack連携]画面で、連携されたSlackワークスペースが表示されていることを確認します。
    Slack上では、[Apps]という項目内に[Kintone]というボットユーザーがあらたに追加されます。
    スクリーンショット:連携されたワークスペースの一覧

  7. 画面左下の[アプリの設定に戻る]をクリックします。

  8. [アプリ設定]画面で、[アプリを更新]をクリックします。

  9. [アプリを更新]ダイアログで、[アプリを更新]をクリックします。

通知を送ってみよう

実際に通知を送信できるかどうか、試してみましょう。

  1. Slack連携を設定したKintoneアプリで、レコードを開きます。
    スクリーンショット:レコード一覧画面でレコードを選択する画面

  2. [レコードの詳細]画面で、[処理開始]をクリックします。
    スクリーンショット:処理開始のアクションをクリックする画面

  3. 作業者にするユーザーを選択し、[実行]をクリックします。
    スクリーンショット:アクションの作業者を選択して実行する画面

タスクの作業者になったユーザーに、Slackでダイレクトメッセージが届きます。
ダイレクトメッセージには、レコードのタイトルが表示されます。レコードのタイトルとしてレコード番号が選択されている場合や、タイトルの閲覧権限がない場合、またはタイトルが空になっている場合は、レコードのURLが表示されます。
スクリーンショット:作業者になったユーザーに届いたSlackの通知画面

Slack連携を解除する

[アプリの設定]画面で、Slackワークスペースとの連携を解除できます。

  1. [レコードの一覧]画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。
    スクリーンショット:[アプリを設定]アイコンが枠線で強調されている

  2. [アプリの設定]画面で、[設定]タブの[カスタマイズ/サービス連携]にある[Slack連携]をクリックします。
    スクリーンショット:[設定]タブをクリックした画面で[Slack連携]が枠線で強調されている

  3. [Slack連携]画面で、連携を解除したいSlackワークスペースの右側の[連携の解除]アイコンをクリックし、[解除する]をクリックします。
    スクリーンショット:ワークスペースと連携解除するかを確認する画面

  4. 画面左下の[アプリの設定に戻る]をクリックします。

  5. [アプリの設定]画面で、[アプリを更新]をクリックします。

  6. [アプリを更新]ダイアログで、[アプリを更新]をクリックします。