アプリ間でデータを連携する

記事番号:040631

複数のアプリ間でデータを連携する機能として、Kintoneでは3つ機能を用意しています。ルックアップ、アプリアクション、関連レコード一覧の機能です。
3つの機能にはそれぞれ特長があり、用途に応じて使い分けることで、より効率的にKintoneを利用できます。

ルックアップ

キーを入れてルックアップ

ルックアップは、他のアプリからデータを取得する機能です。
アプリのレコードにデータを入力する際に、他のアプリから必要なデータを検索してコピーできるようになります。入力の手間を減らせるだけでなく、入力ミスも防げます。
たとえば、活動履歴アプリに顧客管理アプリを関連付けてルックアップを設定すると、活動履歴アプリには顧客管理アプリの情報が取り込まれます。取り込んだ顧客情報はリンクされます。
ルックアップの詳細は、「ルックアップの設定」を参照してください。

アプリ間のデータのコピーには、次に説明するアプリアクションも利用できます。

アプリアクション

アプリアクションを利用したレコード登録

アプリアクションは、指定したアプリにデータをコピーしたいときに便利な機能です。
たとえば、顧客情報を案件管理アプリや活動履歴アプリに転記したい場合、顧客管理アプリにアクションを作成します。
コピーしたいデータがあるアプリのほうに設定する点が、ルックアップとの違いです。たとえば、顧客情報アプリにアクションを設定すると、ボタンを押すだけで、顧客情報アプリから活動履歴アプリに顧客情報をコピーできるようになります。
アクションの詳細は「アプリアクションでできること」を参照してください。

アクションのコピー先にルックアップフィールドを使うことで、アクションとルックアップを組み合わせて使うことも可能です。

関連レコード一覧

関連レコード一覧

関連レコード一覧は、今開いているレコードと関連するレコードを一覧表示する機能です。ルックアップやアクションと異なり、データを表示するだけで、コピーはしません。
たとえば、顧客管理アプリに、それぞれの顧客に関連する案件や営業活動の一覧を表示できるようになります。
また、ルックアップと関連レコードを組み合わせて逆引きのような使い方もできます。
詳細は「関連レコードを一覧表示する」を参照してください。