組織間のアクセスを禁止する

記事番号:020164
対象読者: Kintone共通管理者

所属している最上位組織が異なるユーザー間で、お互いのプロフィールと組織情報へのアクセスを禁止するには、[組織間のアクセス権]の設定を有効にします。
[組織間のアクセス権]の設定は、Kintoneにのみ適用されます。

組織間のアクセスを禁止した場合に適用される制限

所属している最上位組織が異なるユーザー間では、下記の制限が適用されます。

  • ユーザーや組織情報の閲覧制限
    閲覧制限がかかっているユーザーの[表示名][表示できないユーザー]という代替表記に置き替えられます。Kintone APIを経由しても、権限のないユーザーや[組織]の情報は取得できません。
  • プロフィールの閲覧制限
  • 検索の制限
  • 項目や選択肢での表示制限
    [ユーザー選択]フィールドやコメントの宛先も制限の対象です。

また、[組織]に所属するユーザーからは、[組織]に所属していないユーザーの情報にアクセスできなくなります。
具体的な制限内容は、次のページを確認してください。
Kintone ヘルプ:所属組織が異なるユーザーのプロフィールと組織の閲覧を制限する

[表示できないユーザー]とは

アクセスできない[組織]に所属しているメンバーは、[表示できないユーザー]として表示されます。
スクリーンショット:Kintoneの画面。投稿されたコメントのユーザー名が[表示できないユーザー]として表示されている

組織間のアクセスを禁止する

  1. Kintone共通管理にアクセスします。
    Kintone共通管理にアクセスする

  2. [組織間のアクセス権]をクリックします。 スクリーンショット:[組織間のアクセス権]が枠線で強調されている

  3. [組織間のアクセスを禁止する]を選択します。 スクリーンショット:[組織間のアクセスを禁止する]のチェックボックスが選択されている

  4. [保存]をクリックします。

組織間のアクセスを許可する

上記手順4で、[組織間のアクセスを禁止する]から選択を外します。