システム管理
Kintone共通管理の[システム管理]にある、次の設定を変更した際に出力されるログについて説明します。
- [ログインのセキュリティ設定]
- [監査ログ]
- [システムメール]
- [その他の設定]
[レベル]、[モジュール]、[結果]など、監査ログに出力される項目の概要については、次のページを参照してください。
監査ログを閲覧する
[重要]
レベルが[重要]である監査ログについて説明します。
[System Administration]
モジュールが[System Administration]である監査ログは、下記のとおりです。
[configure audit log setting]
実行された操作
監査ログの設定を変更した。
[補足]に出力される内容
監査ログの保存期間。
[configure external service security settings]
実行された操作
[その他の設定]を変更した。
[補足]に出力される内容
次の設定項目と、その状態が出力されます。
- [外部サイトへの埋め込み]
- 公開URLの発行
- [Referrer-Policy]
- [Webhook]
状態は下記のどちらかです。
- 設定を有効にした場合 : [enable]
- 設定を無効にした場合 : [disable]
[configure security setting]
実行された操作
[ログインのセキュリティ設定]を変更した。
[補足]に出力される内容
変更後の設定内容。
詳細は次を参照してください。
[configure security settings]のプロパティ
[download audit log archive]
実行された操作
監査ログをダウンロードした。
[補足]に出力される内容
ダウンロードしたファイル名。
[情報]
レベルが[情報]である監査ログについて説明します。
[System Administration]
モジュールが[System Administration]である監査ログは、下記のとおりです。
[configure system mail account]
実行された操作
システムメールアドレス、またはメールサーバーの設定を変更した。
[補足]に出力される内容
変更後の設定値。
[update logo]
実行された操作
ヘッダーのロゴ画像、またはロゴのリンク先のURLを変更した。
[補足]に出力される内容
ロゴのリンク先のURLを設定した場合は、指定したURLが出力されます。
[configure security settings]のプロパティ
[ログインのセキュリティ設定]を変更すると、監査ログの詳細は次のように出力されます。
[補足]欄に出力されるプロパティは次のとおりです。
[browserCache]
[ログイン名とパスワードの保存]の設定値です。
- 有効にした場合 :[true]
- 無効にした場合 :[false]
[autologin]
[自動ログイン]の設定値です。
- 有効にした場合 : 有効期間が出力されます。単位は秒です。
- 無効にした場合 :[false]
[force change password]
[次回ログイン時に、ユーザーにパスワードの変更を要求する]の設定値です。
- 有効にした場合 :[true]
- 無効にした場合 :[false]
[password policy]
パスワードの変更をユーザーに許可している場合
パスワードポリシーの設定が出力されます。
- [min. length]:ユーザーパスワードの最小文字数
- [min. length[admin]]:管理者パスワードの最小文字数
- [history size]:過去に使用したパスワードの禁止
- [complexity]:パスワードの複雑さ
- [joe password]:ログイン名と同じパスワードの使用をユーザーに許可する
- [expire time]:パスワードの有効期間
- [password reset]:パスワードのリセットをユーザーに許可する
- [mutable]:パスワードの変更をユーザーに許可する
パスワードの変更をユーザーに許可していない場合
[password is immutable]と出力されます。
[password policy]は出力されません。
[lockout attempts]
[アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数]の設定値です。
[ロックアウトしない]を選択している場合は[0]が出力されます。
[lockout period]
[アカウントロックアウト解除までの時間]の設定値です。
[解除しない]を選択している場合は[FOREVER]が出力されます。
[session lifetime seconds]
ログインセッションの有効期間です。単位は秒です。
[saml]
SAML認証を有効にしている場合
設定値に[enabled]が表示されます。 また、下記の設定項目が一緒に出力されます。
- [require saml authentication]:
SAML認証の使用を必須にする - [saml login url]:
Identity Provider(IdP)のSSOエンドポイントURL - [saml logout url]:
Kintoneからのログアウト後に遷移するURL - [set new saml certificate]:
IdPが署名に使用する公開鍵の証明書を登録した場合に[true]が出力されます
SAML認証が無効の場合
設定値に[disabled]が表示されます。
[login failure message]
[ログイン失敗時のメッセージ]に設定されている内容です。
設定されていない場合は、メッセージ部分(例:ja=メッセージ)が空で表示されます。
- [ja]:日本語
- [en]:英語
- [zh]:中国語(簡体字)
- [zh-TW]:中国語(繁体字)
- [es]:スペイン語
- [pt-BR]:ポルトガル語(ブラジル)
- [th]:タイ語
[Two-Factor Authentication]
[2要素認証の利用をユーザーに許可する]の設定値です。
- 有効にした場合 :[true]
- 無効にした場合 :[false]
[enforce Two-Factor Authentication]
[2要素認証の利用を必須にする]の設定値です。
- 有効にした場合 :[true]
- 無効にした場合 :[false]