システム管理

記事番号:02092
対象読者: Kintone共通管理者

Kintone共通管理の[システム管理]にある、次の設定を変更した際に出力されるログについて説明します。

  • [ログインのセキュリティ設定]
  • [監査ログ]
  • [システムメール]
  • [その他の設定]

[レベル][モジュール][結果]など、監査ログに出力される項目の概要については、次のページを参照してください。
監査ログを閲覧する

[重要]

レベルが[重要]である監査ログについて説明します。

[System Administration]

モジュールが[System Administration]である監査ログは、下記のとおりです。

[configure audit log setting]

実行された操作

監査ログの設定を変更した。

[補足]に出力される内容

監査ログの保存期間。

[configure external service security settings]

実行された操作

[その他の設定]を変更した。

[補足]に出力される内容

次の設定項目と、その状態が出力されます。

  • [外部サイトへの埋め込み]
  • 公開URLの発行
  • [Referrer-Policy]
  • [Webhook]

状態は下記のどちらかです。

  • 設定を有効にした場合 : [enable]
  • 設定を無効にした場合 : [disable]

[configure security setting]

実行された操作

[ログインのセキュリティ設定]を変更した。

[補足]に出力される内容

変更後の設定内容。
詳細は次を参照してください。
[configure security settings]のプロパティ

[download audit log archive]

実行された操作

監査ログをダウンロードした。

[補足]に出力される内容

ダウンロードしたファイル名。

[情報]

レベルが[情報]である監査ログについて説明します。

[System Administration]

モジュールが[System Administration]である監査ログは、下記のとおりです。

[configure system mail account]

実行された操作

システムメールアドレス、またはメールサーバーの設定を変更した。

[補足]に出力される内容

変更後の設定値。

[update logo]

実行された操作

ヘッダーのロゴ画像、またはロゴのリンク先のURLを変更した。

[補足]に出力される内容

ロゴのリンク先のURLを設定した場合は、指定したURLが出力されます。

[configure security settings]のプロパティ

[ログインのセキュリティ設定]を変更すると、監査ログの詳細は次のように出力されます。

スクリーンショット:出力された監査ログが表示されている

[補足]欄に出力されるプロパティは次のとおりです。

[browserCache]

[ログイン名とパスワードの保存]の設定値です。

  • 有効にした場合 :[true]
  • 無効にした場合 :[false]

[autologin]

[自動ログイン]の設定値です。

  • 有効にした場合 : 有効期間が出力されます。単位は秒です。
  • 無効にした場合 :[false]

[force change password]

[次回ログイン時に、ユーザーにパスワードの変更を要求する]の設定値です。

  • 有効にした場合 :[true]
  • 無効にした場合 :[false]

[password policy]

パスワードの変更をユーザーに許可している場合

パスワードポリシーの設定が出力されます。

  • [min. length]:ユーザーパスワードの最小文字数
  • [min. length[admin]]:管理者パスワードの最小文字数
  • [history size]:過去に使用したパスワードの禁止
  • [complexity]:パスワードの複雑さ
  • [joe password]:ログイン名と同じパスワードの使用をユーザーに許可する
  • [expire time]:パスワードの有効期間
  • [password reset]:パスワードのリセットをユーザーに許可する
  • [mutable]:パスワードの変更をユーザーに許可する

パスワードの変更をユーザーに許可していない場合

[password is immutable]と出力されます。
[password policy]は出力されません。

[lockout attempts]

[アカウントロックアウトまでのログイン失敗回数]の設定値です。
[ロックアウトしない]を選択している場合は[0]が出力されます。

[lockout period]

[アカウントロックアウト解除までの時間]の設定値です。
[解除しない]を選択している場合は[FOREVER]が出力されます。

[session lifetime seconds]

ログインセッションの有効期間です。単位は秒です。

[saml]

SAML認証を有効にしている場合

設定値に[enabled]が表示されます。 また、下記の設定項目が一緒に出力されます。

  • [require saml authentication]
    SAML認証の使用を必須にする
  • [saml login url]
    Identity Provider(IdP)のSSOエンドポイントURL
  • [saml logout url]
    Kintoneからのログアウト後に遷移するURL
  • [set new saml certificate]
    IdPが署名に使用する公開鍵の証明書を登録した場合に[true]が出力されます

SAML認証が無効の場合

設定値に[disabled]が表示されます。

[login failure message]

[ログイン失敗時のメッセージ]に設定されている内容です。
設定されていない場合は、メッセージ部分(例:ja=メッセージ)が空で表示されます。

  • [ja]:日本語
  • [en]:英語
  • [zh]:中国語(簡体字)
  • [zh-TW]:中国語(繁体字)
  • [es]:スペイン語
  • [pt-BR]:ポルトガル語(ブラジル)
  • [th]:タイ語

[Two-Factor Authentication]

[2要素認証の利用をユーザーに許可する]の設定値です。

  • 有効にした場合 :[true]
  • 無効にした場合 :[false]

[enforce Two-Factor Authentication]

[2要素認証の利用を必須にする]の設定値です。

  • 有効にした場合 :[true]
  • 無効にした場合 :[false]