レコードの一括登録と一括更新

記事番号:040720

ExcelファイルやCSVファイルをアプリに読み込んで、複数レコードをまとめて登録(一括登録)することや、登録済みのレコードの複数データをまとめて上書き(一括更新)することができます。

利用シーンの例

たとえば、他システムからエクスポートしたファイルや、自分で作成したファイル、Kintoneのアプリから書き出したファイルなどを使って、Kintoneのアプリにレコードのデータをまとめて登録・上書きできます。

図:ファイル読み込みの利用例

(1) 他システムのデータを登録

他システムからエクスポートしたファイルを、Kintoneのアプリに読み込むことで、他システムのデータをKintoneに移行・反映できます。
他システムからKintoneにシステム移行するときや、他システムのデータの変更内容をKintoneにまとめて反映するときなどに便利です。

(2) 自分で作成したファイルのデータを登録

表計算ソフトやテキストエディターなどで作成したファイルを、Kintoneのアプリに読み込むことで、ファイルで管理していたデータをKintoneに移行・反映できます。
Excelでのデータ管理からKintoneのアプリでのデータ管理に変更するときなどに活用できます。

(3) Kintone内のデータを利用して登録

  • 同じアプリのデータを利用して登録
    アプリから書き出したファイルを元に、データを追加・修正してから、同じアプリに読み込むことで、登録済みのデータを利用して、レコードをまとめて登録・更新できます。
    バックアップとして書き出しておいたファイルでレコードを再登録するときや、フィールドの設定変更によってデータを再取得・再計算するときなどにも利用できます。

  • ほかのアプリのデータを登録
    同じアプリだけでなく、ほかのアプリから書き出したファイルをアプリに読み込むことで、ほかのアプリのデータを活用することもできます。

  • システム管理画面からダウンロードしたアプリ一覧・スペース一覧のデータを登録
    システム管理画面からダウンロードした、アプリ一覧・スペース一覧のCSVファイルを、アプリに読み込むことで、アプリやスペースを管理するアプリを作成できます。
    アプリやスペースが増えたときなどに、アプリやスペースを管理するアプリを作成すると、アプリやスペースの整理や削除を進めやすくなります。

このカテゴリーでは、ファイル作成時の注意事項や、ファイル読み込みの操作、エラーの対処方法などについて説明します。