グループ選択

記事番号:040530

グループ選択フィールドを配置すると、Kintoneに登録されているグループ(ロール)を選択する入力欄を作成できます。
複数のグループを選択できます。

設定項目

スクリーンショット:グループ選択フィールドの設定画面

フィールド名

入力項目の見出しを指定します。

フィールド名を表示しない

[フィールド名を表示しない]にチェックを入れると、次の画面でフィールド名を非表示にします。

  • レコードの追加画面
  • レコードの編集画面
  • レコードの詳細画面
  • レコードの印刷用画面
  • フォームの設定画面

必須項目にする

[必須項目にする]にチェックを入れると、グループの選択が必須になります。

選択肢を指定する

[選択肢を指定する]にチェックを入れて、選択肢として表示するグループを設定します。

選択肢を指定しておくと、レコードの追加または編集画面で、指定したグループが一覧で表示されます。
スクリーンショット:選択肢を指定した場合の画面

選択肢を指定しない場合、レコードの追加または編集画面では、次の方法でグループを選択します。

  • グループ名やグループコードを検索して選択する
  • フィールドの右側にある[グループの一覧から選択]アイコンをクリックして、「グループを選択」ダイアログを表示し、グループの中から選択する

初期値

初期値を設定できます。

初期値に特定のグループを指定しておくと、指定したグループの値が自動的に入力された状態でレコードの追加画面が開きます。

フィールドコード

APIでフィールドを指定するときに使用する文字列です。

使用例

Kintoneに登録されているグループを選択するときに使用します。
たとえば、案件管理アプリや在庫管理アプリで、担当グループを登録するためのフィールドとして使用する場合に使用します。

他の機能と組み合わせた活用方法

グループ選択フィールドと、Kintoneアプリの機能を組み合わせることで、次のように活用できます。

案件を担当グループで絞り込んで一覧表示する

案件管理アプリの「担当グループ」フィールドに、グループ選択フィールドを使用します。
一覧の設定で、絞り込み条件に「担当グループ」フィールドを指定すると、担当グループで案件を絞り込めます。

一覧での絞り込みについては、次のページを参照してください。
一覧に表示するレコードを絞り込む

担当グループ別に案件数を集計する

案件管理アプリの「担当グループ」フィールドに、グループ選択フィールドを使用します。
集計の項目や条件に「担当グループ」フィールドを指定すると、担当グループ別に案件数を集計できます。

集計については、次のページを参照してください。
グラフを作成する

在庫の有効期限が近づいたら管理グループに連絡する

在庫管理アプリの「管理グループ」フィールドに、グループ選択フィールドを使用します。
通知先に「管理グループ」フィールドを指定すると、選択されている管理グループに通知できます。

アプリの通知設定については、次のページを参照してください。
アプリの通知設定でできること

備品購入申請の承認グループを設定する

備品購入申請アプリの「承認グループ」フィールドに、グループ選択選択フィールドを使用します。
プロセス管理の作業者に「承認グループ」フィールドを指定すると、選択されている承認グループに所属するユーザーを、プロセス管理の作業者に設定できます。

プロセス管理については、次のページを参照してください。
プロセス管理でできること

所属グループや特定のグループだけにレコードの閲覧または編集を許可する

レコードやフィールドのアクセス権にグループ選択フィールドを指定すると、選択しているグループに所属するユーザーだけにレコードの閲覧や編集を許可できます。